あたたかい医療・社会福祉政策

私の子供の頃の話で恐縮ですが、母を早くに亡くしたため、病気をして学校を休むと家で一人で寝ていることになります。でも、心細いと思ったことはありませんでした。近くにおばあちゃんが住んでいたので、私が寝込んだ時は必ず様子を見に来てくれて、あったかいきつねうどんを作ってくれました。あたたかくて、おいしかった。一生忘れない味です。

医療や福祉政策について考える時に、私はいつもこの「おばあちゃんのきつねうどん」を思い出します。本当に困っている時に、そっと手を差し伸べてくれる、その信頼感、安心感を一人ひとりが持てるような医療・社会福祉政策を進めていかなければなりません。

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